「インカム」は、投資用語では金利や配当として得られる収入のことです。
金利収入(Interest Income):
債券や預金などの金融商品を保有していると、これらから得られる金利がインカムとなります。
銀行に預けたお金からも得られる金利が含まれます。
たとえば、国債を所有していると、一定の期間ごとに支払われる金利がインカムとなります。
配当収入(Dividend Income):
株式を所有していると、企業が利益を出した際に株主に配当が支払われることがあります。この配当がインカムとなります。
株式の配当利回り(配当額を株価で割ったもの)が、投資家にとってのインカムの一部となります。
不動産収入(Rental Income):
不動産を所有し、それを賃貸に出している場合、家賃収入がインカムとなります。
投資信託の分配金(Distribution from Mutual Funds):
一部の投資信託は、運用成績に応じて分配金を行うことがあります。これが投資家にとってのインカムとなります。
ロイヤリティや特許収入(Royalty and Licensing Income):
特定の権利や特許を保有している場合、それに対するロイヤリティやライセンス料が得られることがあります。
不労所得(Passive Income):
投資やビジネスを通じて、積み立てた資産が自動的に収益を生む場合、これを不労所得と呼び、その一部がインカムとなります。
インカムは投資家や資産所有者にとって、資産を保有することで得られる現金収入の重要な要素です。投資先や資産の種類によってインカムの発生源が異なりますが、これによって運用利益を生かすことができます。