2024年1月15日現在
日経平均が36,000円に到達し、まだまだこれからも上昇していく要因があるということで、それらをまとめてみました。
圧倒的に日本株の割安感から買い注文が増えている中で、当面はこの流れが続く要因はたくさんありそうです。
① アメリカでは、1/5に発表された雇用統計や11日発表の消費者物価指数が、いずれも市場予想を上回る結果となり、FRBが早期に利下げするのではないかという見方が弱まったこと
② 連日の株高を受けて外国人投資家などからも日本株への注目が集まっていること
③ 連日の株高や今年からの新NISAの拡充で業績への期待が高まっている日本の証券関連の銘柄のほか、決算が好調だった小売関連の銘柄に買い注文が集まっていること
④ 日米の企業の決算発表も相次ぐことから、これらの動向が注目されていること
⑤ 世界の4000以上の会社が、生成AIなど最先端の機器やサービスを発表し、その基盤となる半導体産業への注目度が高まっていること
⑥ ニューヨーク市場では、ハイテク関連の銘柄が多いナスダックの株価指数の上昇基調が続き、東京市場でも半導体関連の銘柄が大きく値上がりしていること
日米の金利差が改めて意識され、外国為替市場で1日には一時、1ドル=140円台後半だった円相場は、12日の午後3時現在で1ドル=145円台と、円安ドル高が進み、東京株式市場では自動車などの輸出関連の銘柄に買い注文が広がり、春闘を前に、大手企業を中心に賃上げを表明する動きも相次いでいて、物価も賃金も上がる経済の好循環が実現し、デフレから完全脱却することへの期待が高まっています。
さあさあ、SP500やオルカンもいいのでしょうが、日本の日経225やTOPIX連動銘柄は、まだまだ伸びしろがありそうな予感がします。
(出典 NHKニュース)